うちでは枯れたノートパソコン、hpのOmnibook 900BにVine Linuxを入れているので、たいていのデバイスはそのまま使えるのですが、ただひとつCisco Aironet 340がそのまま使えませんでした。で、あれやこれやといぢって何とか使えるようになったので、忘れないうちに。環境はVine Linux 3.2。
はじめに、Aironet 340がきちんと認識されているかを確認しましょう。Aironet 340をPCカードスロットに挿入し、以下のコマンドを入力しましょう。
#cardctl ident
以下のようなメッセージが出れば大丈夫です。
Socket 0:
product info: "Cisco Systems", "340 Series Wireless LAN Adapter"
manfid: 0x015f, 0x0007
finction: 6 (network)
問題なく認識されていたら、CiscoのサイトでLinux用のドライバ類があるのでダウンロード。ダウンロードする際にはまずユーザ登録が必要のようです。
http://www.cisco.com/pcgi-bin/tablebuild.pl/aironet-utils-linux
ただ、ここで心配なことが。対応カーネルが2.4.18、2.4.20-28となっているのですが、うちのは2.4.31。どりあえずだめもとで使ってみましたが、あくまで対応外なのでご注意を。
インストールにはlibgtkmmとlibsigc++、そしてカーネルのソースが必要です。なければapt-getで用意しましょう。
#apt-get install libgtkmm
#apt-get install libsigc++
#apt-get install kernel-source[必要があればカーネルのバージョンも入力]
準備ができたらダウンロードしたドライバ類のファイルを解凍し、解凍したパスで以下のコマンドを。
#sh install
多少時間がかかりますが、気長に待ちましょう。
インストールできたら、ネットワーク関連デバイスを整理しましょう。特に内蔵Ethernetデバイスなどがある場合は注意したほうがいいみたいです。
/etc/module.confをviなどのエディタで開き、以下を追加してください。
alias eth0 airo_cs
なお、すでにeth0を使用している場合は適宜eth1などに変更するか、他のデバイスを変更したりして調整してください。
同じように/etc/modprobe.confをエディタで開き、以下を追加。
alias eth0 airo_cs
以上が終わればいったん再起動しましょう。
再起動後、まずは以下のコマンドを入力してみましょう。Aironet Client Utility(以下ACU)が起動します。
$/opt/cisco/bin/acu &
ACUではネットワーク全般の設定が可能ですので必要な部分を各自設定してください。設定後、Vine Linuxのメニューからシステム→ネットワークの設定を開き、該当のネットワーク(eth0 無線ネットワークなど)を有効にします。
ただし、WEPキーを使用する場合、なぜかACUでは設定できなかったため、以下のように設定します。まずはWEPキーを16進数にしたものを用意してください。
コマンドで以下のように入力します。デバイスIDがeth0で、WEPキーが128bitで1a2b3c4d5e6f7a8b9c0d1e2f3aだとします。
#echo 0 1a:2b:3c:4d:5e:6f:7a:8b:9c:0d:1e:2f:3a >/proc/driver/aironet/eth0/WepKey
echoに続く数字(上でいうと0)はWEPキーのIDで0から4の5つまで設定できるようです。
次に以下のコマンドを入力し、使用するWEPキーを設定します。
#echo 0 >/proc/driver/aironet/eth0/WepKey
echoに続く数字が設定するWEPキーのIDです。
以上が終われば再起動します。
なお、ACUはAironet 340を使用するときは起動していなければいけないようです。また、理由はわかりませんが、たまにAironet 340がVine Linux側で有効になっていないことがあります。その場合はVine Linuxのメニューのシステム→ネットワークの設定を開いて有効にしてください。
あ、それから、ACUおよびドライバを使用する際にはAironet 340のFirmwareを5.30.17にしなければいけないようです。FirmwareのアップデートはCiscoのサイトからダウンロードし、ACU上でアップデートしてください。
…思い出しながらまとめたものですのでかなりあやしいですが、とりあえず。
参考:Goonda dot org http://www.goonda.org/